ケルバーダイン ドルトガMX30(Dortuga MX30 / 多尔图迦MX30)
ドルトガMX30は、エグゼクト軍の砲撃型ケルバーダインである。
AD2364年製初代ドルトガの後継機(MX30シリーズ、バテスMX30と同シリーズ規格)で、エグゼクスケルバーダインに該当する。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | エグゼクスケルバーダイン(砲撃型) |
| シリーズ | MX30(エグゼクト軍規格統一型) |
| 騎乗者 | ガズー・ウォルドム(ウォルドム族) |
| 主要武装 | KACキャノン(胴体中心、最大射程15メートル) |
| 移動方式 | キャタピラ(戦車履帯) |
| 塗装 | オリーブグリーン(AFV調) |
概要
エグゼクト軍の砲撃型ケルバーダイン。**「自走砲そのもの」**と評される、人体形状から大きく離れたデザイン。
初代ドルトガ(AD2364)から大きく変わり、下半身がキャタピラ、両腕が「巨大なアウトリガー」(砲撃時の安定支持脚)となっている戦車的形状。
最大射程15メートルを誇り、砲撃反動に耐える構造。
人体からの乖離度が高いため、ある程度のエグゼクスを重ねたケルバーでないと上手く扱えない。
ドルトガは伝統的にエグゼクト10氏族のひとつ「ウォルドム族」が扱いを得意としている。
ドルトガは伝統的にエグゼクト10氏族の一つ、ウォルドム族が扱いを得意としている
ウォルドム族は始祖であるウォルドムの意思を受けつぎ、寡黙で冷静かつ砲撃に優れた適正を持っている
戦場の女神(MC0035)
MC0035年、エグゼクトシティ陥落後、エグゼクト第二の都市イヴァンダから避難民救援部隊が出撃した。ウォルドム族のガズー・ウォルドムは本機で「頭つき」(ゼミカ)の波を迎え撃った。

だが、どんな敵であろうとやることは変わらない
両腕のアウトリガーで地面をガッチリと掴み、衝撃に備える胴体中心のカノンで「頭つき」に狙いを定め、力を開放する……!
雷が落ちるような、巨大な砲声が戦場に轟く
旧人類は大砲を「戦場の女神」と崇めたという
彼らは愚かだったが、その意見にだけは同意する
── バトルストーリー第19話「戦場の女神」

戦いの終盤、バーリンド族のバリゴが「頭つき」を巧妙に誘導してガズーに有利な位置を作り、連携で撃破を重ねた。やがて「頭つき」は攻撃を受けていないのに自壊していき、限界を先に迎えたのはリザレクト軍だった。

戦場の片隅で、それを見つけた
バリゴの胴体に使われていた、OKMシャモジが墓標のように地面に突き刺さっている「感謝する」
勇者の魂に祈りを捧げる
このOKMシャモジには、彼の魂が宿っている
必ず、彼の遺族に届けると強く心に誓った
── バトルストーリー第19話「戦場の女神」
本文の全文は公式サイトの原典記事に掲載されている(記事末尾の外部リンク参照)。
外観
- 「自走砲そのもの」。頭部なし(人体からの乖離度が高い → エグゼクスケルバーダインの特徴)
- メインカラー:オリーブグリーン(オリーブドラブ)。AFV(装甲戦闘車両)調の重厚塗装
- 下半身:戦車履帯(キャタピラ)、左右一対。前後の起動輪・誘導輪+4つの転輪
- 両腕(アウトリガー):細長い金属パイプ+シリンダー構造で前方左右に伸びる。先端は広い接地パッドで地面をガッチリ掴む構造。砲撃時は地面に押し付けて反動を吸収
- 胴体中心(主砲):太い砲身が上方に大きく立ち上がる。砲口に大型マズルブレーキ、砲身根元にコイルスプリング・反動制御機構
武装・装備
- KACキャノン(胴体中心搭載)— 最大射程15メートル(初代ドルトガのHTZキャノン5メートルの3倍)。砲口に大型マズルブレーキ、砲身根元にコイルスプリング反動制御機構
- 両腕アウトリガー:砲撃時の安定支持装置。地面をガッチリ掴んで強烈な反動を吸収する構造
来歴
- 製造年:記録に残っていない(MC0035年以前)
- MC0035:エグゼクトシティ陥落後の避難民救援戦(イヴァンダ防衛隊=エグゼクト第一軍)で、ガズー・ウォルドムが「頭つき」の波を撃退。バリゴとの連携戦の後、戦死したバリゴ騎乗者へ黙祷を捧げた
- 本話はゼミカ(第13話)→テプーティッシュクバルガ(第14話)と続く、エグゼクトシティ陥落〜避難民救援の連続事件のひとつ
ウォルドム族の伝統機
- ウォルドムは氏族名(エグゼクト10氏族のひとつ)。氏族名=開祖の名前という命名規則に従う
- 初代ウォルドム(族祖)とガズー・ウォルドム(本機騎乗者、ウォルドム族員)は別人
- ウォルドム族は頑健な体と引き換えに感情が平坦で、寡黙で話すのは苦手
- 砲撃が響き渡るミキシングワールドの戦場では、ドルトガとウォルドム族の姿が必ず見られる
ギャラリー

ドルトガMX30。手前は整備中のケルバー
機体解説


エグゼクト軍の砲撃型ケルバーダイン

胴体中心のKACキャノン、最大射程15メートル

下半身のキャタピラ(戦車履帯、左右一対、4転輪)

両腕の巨大なアウトリガー、先端は広い接地パッド






他のケルバーダインと並ぶドルトガMX30

ドルトガMX30設定画
記録
- バトルストーリー第19話「戦場の女神」(MC0035)=公式記事:ケルバーダイン ドルトガMX30(2024-06-01)。ガズー・ウォルドムの一人称で記録されている
制作背景
- 実在のBR-5 280mm臼砲のプラモデルが高額で入手を躊躇した経験から、日用品での代替制作として生まれた機体。
- AFV風カラーモジュレーション×RICの重厚塗装で、鉛筆の芯を粉末化して鋼鉄の地肌を表現している。
- 制作の詳細:制作録:ドルトガMX30(2024-06-02公開)
関連項目
- ドルトガ(初代)
- バテスMX30(同MX30シリーズ)
- バリゴ(第19話で連携した機体)
- ガルダカ(戦後の部品回収)
- ゼミカ(「頭つき」=交戦相手)
- ウォルドム(氏族の族祖)
- エグゼクスケルバーダイン(機体カテゴリ)
- イヴァンダ(出撃元)