ケルバーダイン メージャ(Measura)
メージャは、高精度測量用ケルバーダインである。KSDメジャー搭載型。
本来測量用だが、戦闘で機動回避・切断・拘束に転用可能な多機能機体。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | 高精度測量用ケルバーダイン |
| 所属 | リザレクト(胸部にエンブレム) |
| 騎乗者 | ヤーミダ出身の測量士 |
| 主要装備 | KSDメジャー(胴体中央)/SHPペンシル(右腕) |
| 塗装 | 濃紺青+黒メタリック、ハゲチョロ仕上げ |
概要
南西辺境で発見された混合型ハンドレッド(ハンドレッドの派生形態:旧人類の食料品販売店+雑貨店の合体型)の測量任務に従事する機体。
騎乗者はヤーミダ出身の測量士で、「測量は世界に秩序をもたらす」という信念を持つ。
辺境の測量士(MC0003)
MC0003年、ミキシングワールド南西の辺境で新たなハンドレッド(ダー・イソウ型の混合型)が発見され、一山当てようと集まったケルバーたちで賑わっていた。測量士は都市の青写真のための計測を続けていた。

私は、物体の正確な大きさがわかる瞬間が好きだ。
数字は嘘をつかない。
明日、何が起こるかわからない、この混沌としたミキシングワールドでも、計測した数値だけは変わらないからだ。
測量は世界に秩序をもたらす。
それが、私の信念だ。
── バトルストーリー第24話「辺境の測量士」

発掘品(HNGランス)の取り合いで喧嘩を始めたズーブン2機に襲われた測量士は、メジャーを建物に射出して巻き取りの反動で宙に浮いて回避し、SHPペンシルで1機を転倒させ、もう1機をメジャーで完全に拘束した。
「いい加減にしろ。私の測量を邪魔する者は、絶対に許さない」
── バトルストーリー第24話「辺境の測量士」
騒ぎを聞きつけたガルダカのバモリカ族員が仲裁に入り、測量士は「死者を弔うだけでなく、生者の調和を保ち、無用な死者が出るのを防ぐのも重要ではないか」と若きバモリカ族に問いかけ、彼に深い内省を促した。
本文の全文は公式サイトの原典記事に掲載されている(記事末尾の外部リンク参照)。
外観
全体シルエット
- 小柄でずんぐりした2脚人型(作業機系シルエット、ズーブン作業型と近い系統)
- 濃紺青+黒メタリックのカラーリング:肩・脚・胸装甲は紺色、頭部・胴体中央は黒
- 赤いライン装飾(肩・脚装甲の縁)と赤い三角マーク(頭部・肩・脚)
各部
- 頭部:黒い丸ヘルメット型(作業用ヘルメット風)。ゼノアイは赤い三角マーク。側面に円盤状の聴覚装置
- 胸部装甲:青色+赤ライン、リザレクトのエンブレム(白い円の中に黒い小円=母親の子宮で眠る赤子、人類が生命本来の営みへと戻る願いの象徴)を白で描く=リザレクト所属機であることが視覚的に確定している
- 胴体中央:KSDメジャー収納部。大型の黒い円形リールを内蔵し、中央の開口部からメジャーが射出される
- 右腕:SHPペンシル装備(シャープペンシル形状の太い武装、赤い4本リング模様、銀チップ、黒軸)。先端は鋭いペン芯状
- 脚部:青色の角ばった装甲、銀色のフィン状フットパーツ
RIC:ハゲチョロ(伝統技法)
機体全体に**RIC「ハゲチョロ」**が施されている:
- シルバーで雨垂れのような独特の色ハゲを書き込む手法
- RIC理論黎明期に開発された技法
- 一時期は「古臭い」との批判で姿を消したが、独特の表現が再評価され近年再び人気が高まっている
武装・装備
| 装備 | 説明 |
|---|---|
| KSDメジャー | 主装備。胴体中央リールから射出される伸縮自在のメジャー。最大1.5mまで計測可能、1mm単位で正確 |
| SHPペンシル | 右腕装備。S芯(ケルバー用筆記用具)射出可能。長さを活かした引っ掛け攻撃も可。本来の用途は測量数値の記録 |
KSDメジャーの戦闘転用
本来は測量用だが、その驚異的な強度と伸縮性から戦闘で予期せぬ効果を発揮する:
| 戦術 | 説明 |
|---|---|
| 高速回避機動 | メジャーを建造物の壁に射出して固定し、高速で巻き取った反動で空中浮上=突進攻撃を回避 |
| 切断攻撃 | 振り回すことで敵ケルバーダインの装甲を切り裂く |
| 拘束 | 敵ケルバーダインに巻き付けることで動きを完全に封じる |
強化版(10m級メジャー搭載・希少種)
- ごく稀に、10メートル以上もの長さを計測できる特別なメジャーが発掘されることがある
- 強化版メージャは極めて高い能力を持つが、個体数が少なく高価なケルバーダインとなっている
SHPペンシルの背景
- 旧人類の遺跡から多数発掘される棒状の構造物で、旧人類は文字を書くために使っていたと考えられている
- 「S芯」と呼ばれる芯は、ミキシングワールドではケルバー用筆記用具として広く使われている
来歴
- 製造年:記録に残っていない
- MC0003:南西辺境の混合型ハンドレッド(ダー・イソウ型)の測量任務。ズーブン2機の喧嘩を制圧し、バモリカ族の若者と対話を交わした
- 測量士はミキシングワールド中を渡り歩き、各地の都市建設のために測量を続けている
ギャラリー

メージャ全体像(ズーブン作業型と並ぶ姿)
機体解説

メージャ全身像(紺青+黒メタリック、ハゲチョロ仕上げ)

胴体中央のKSDメジャーリール詳細、メジャー射出口

頭部・胸部のクローズアップ、リザレクトエンブレム(円中の小円)

右腕SHPペンシル詳細(赤4ライン・銀チップ・黒軸)

胸部・腰部の装甲構造

側面立ち姿、ハゲチョロ全身仕上げ

脚部のフィン状フットパーツ




メージャ設定画
記録
- バトルストーリー第24話「辺境の測量士」(MC0003)=公式記事:ケルバーダイン メージャ(2025-05-29)。測量士の一人称で記録されている
制作背景
- 主要素材は100円ショップのメジャーで、実際に伸縮するギミックを搭載している。
- 塗装は伝統のハゲチョロ塗装×シンプル形状の組み合わせ。世界内で「RIC理論黎明期の技法」とされるハゲチョロは、実在の伝統的な模型ウェザリング技法(シルバーの色剥げ表現)そのもの。
- 重量対策として3mmアルミ線を内蔵している。
- 制作の詳細:制作録:メージャ(2025-05-30公開)
関連項目
- ズーブン作業型(同系統の作業機、第24話で制圧された)
- ガルダカ(第24話で対話したバモリカ族の機体)
- バモリカ族
- ハンドレッド(測量対象の遺跡型)
- ハゲチョロ(本機のRIC技法)
- ヤーミダ(騎乗者の故郷)