H・テペーニンリアルスケールモデル博物館

H・テペーニンリアルスケールモデル博物館は、箱庭都市スフィアエッグの東側の丘の上に所在する博物館である。旧人類時代に製造されたプラモデルの完成品「リアルスケールモデル」を数多く展示する。
ケルバーの縮尺と同じ1/35の展示で特に知られ、出産祈願の名所として参拝者が後を絶たない。


博物館最奥の1/35展示コーナー。ティーガーⅠ重戦車を見上げる参拝者の夫婦。砲塔上に乗っているのはケルバーではなくリアルスケールフィギアである

プロフィール

項目内容
種別博物館
所在箱庭都市スフィアエッグ・東側の丘の上(市街に2つ高く突き出た丘の一方)
主な収蔵品リアルスケールモデル(特殊遺跡「モー・ケイテン」からの発掘品)

概要

ケルバーたちが熱狂的に制作しているプラモデルの中でも、特に旧人類時代に製造されたキットは「リアルスケールモデル」と呼ばれ、残存数が少ないことから珍重されており、極めて高額で取引されている。本館はその完成品を集めた展示施設である。

なお、H・テペーニン博士の名を冠しているが、テペーニン本人が制作したプラモデルは現存していない。収蔵品は基本的に、旧人類時代の特殊遺跡「モー・ケイテン」からの発掘品を専門の職人「プロモデラー」が組み立てたものである。

博物館の入口までは長い坂が続き、麓の大通りには土産物店が並ぶ。

展示

館内はスケールやジャンル別に展示室が分かれており、1/144、1/72……と奥に進むにつれてビッグスケールになる構成をとる。

  • 1/72:自走砲などの車両展示
  • 1/48:窓ガラスやチューブが元キットからディテールアップされた作品群
  • 1/35:博物館の一番奥に位置する目玉展示。ミキシングワールド誕生以前、350年以上前に旧人類が戦争で使用したティーガーⅠ重戦車は、ケルバーダインほどのサイズがある最高級のリアルスケールモデルであり、見るだけでケルバーとしての本能が電撃のように体を駆け抜けると評される

リアルスケールフィギア

リアルスケールモデルの1ジャンルとして、**1/35の人物模型「リアルスケールフィギア」**が存在する。ケルバーと外見がほぼ同じため見分けが難しく、ゴーグルを着けていない点で判別できる。展示車両に配置されたリアルスケールフィギアを、マナーの悪いケルバーと見間違える来館者も少なくない。

出産祈願

素晴らしい出来栄えのプラモデルを見るとケルバーの生体機能が活性化されることはよく知られている。中でもケルバーの縮尺率と同じ1/35のリアルスケールモデルの活性効果は飛び抜けており、妊娠中の胎児に好影響を与えるとの噂が広まって以来、出産祈願に訪れる者が後を絶たない。

MC0025年の記録には、苦しい家計から旅費15万MODELを捻出してスフィアエッグを訪れ、1/35展示を参拝したケルバーの夫婦の例が残っている。この夫婦は双方が妊娠中であった(ケルバーは雌雄の別なく妊娠する)。

周辺の偽物商売

参拝者を目当てにした偽物商売も横行している。博物館からの帰路の裏通りには、ガットイヤーとガットテールを装着した偽ガットスレイヤーの店「ガットスレイヤーズ」があり、「ゴールデンガット」なる品を旧人類時代の本物のリアルスケールフィギアと称して30万MODELもの高額で売りつけている。

さあご覧あれ! 正真証明、旧人類時代の1/35リアルスケールフィギア『ゴールデンガット』だ!これを家に祀れば安産確実! ガットに負けない強い子が生まれること間違いない!ガットスレイヤーの私が保証しよう!
── 公式記事「ミキシングワールド探索記②」

観光地でのこうした詐欺商売はミキシングワールド共通の社会問題であり、詐欺師を指す慣用句「ハンドレッド野郎」の典型例とされる。

記録

  • 公式記事:ミキシングワールド探索記② H・テペーニンリアルスケールモデル博物館(MC0025年の出産祈願参拝の記録)
  • 公式記事:「ミキシングワールド探索記①」ハンドレッド(慣用句「ハンドレッド野郎」)
  • 公式記事:ケルバーダイン オーヴォル(開放型ゼノアイの視認距離の例として言及)

関連項目

ギャラリー


出産祈願に訪れた夫婦。夫(左)は緑色のウォルドムスキンにブラウン式ゴーグル、妻(右)も身重である


1/72展示コーナーの自走砲


1/48展示コーナーの車両。窓ガラスやチューブが元キットからディテールアップされている


裏通りの店「ガットスレイヤーズ」で「ゴールデンガット」を売り込む偽ガットスレイヤー

外部リンク