オルガ・グペイン(Olga Gupane / 奥尔加·古佩因)

オルガ・グペイン は、AD2325年の第四次ガット討伐戦でブリアード ガットスレイヤーに搭乗し、メスのガットを討伐した、ミキシングワールド史上初のガットスレイヤーである。
シェラルド・グペインの母であり、グペイン家三代(オルガ→シェラルド→グリト)の機体系譜の起点をなす。ガットとの相打ちで戦死し、シェラルドは4歳で母を失った。

プロフィール

項目内容
氏名オルガ・グペイン(Olga Gupane)
性別女性
没年AD2325年(第四次ガット討伐戦で相打ちで戦死)
役職再生構築士・ケルバー、初代ガットスレイヤー
所属箱庭都市グロッフ(現王都リザレクティアの古名)
家族3人娘の母(上の2人をガットに奪われ、末娘がシェラルド
騎乗機グルヌブリアード ガットスレイヤー(AD2325)

来歴

母からの救出(AD2300頃)

オルガは幼少期、自身の母(シェラルドにとっての祖母)が命と引き換えにギチから救い出したという来歴を持つ。この経験が、後の第四次ガット討伐戦における「次は私の番」という決意へと結びついたとされる。母の名や詳細は伝わっていない。

グペイン家の母として(AD2321〜)

AD2321年、末娘シェラルドを出産する(オルガにとって3人目の娘)。上の2人の娘はいずれもガットに奪われており、ガットへの個人的な怨恨と、強い母性が、その後の戦いの背景にあった。

第四次ガット討伐戦(AD2325年春)

箱庭都市グロッフを脅かしたメスのガットは、半年で104機のケルバーダインと500人を超える住民を犠牲にしていた。3度にわたる討伐が失敗し(69機が破壊され数百人が犠牲となった)、第四次討伐戦が編成される。

オルガは緒戦ではグルヌに搭乗し、対ガット決戦ではブリアード ガットスレイヤーに乗り換えた。グロッフ中央公園(現リザレクティア中心地)へガットをおびき出す作戦が実行された。

「二人の母」の戦い

決戦のさなか、オルガはガットが子を生み、母性を見せる姿を目にする。自身もまた「母」として、最後の突撃を決行した。ブリアード ガットスレイヤーは左腕を千切られ、RICも剥がれ、騎乗時間の限界を超えて機体とオルガの融合が進んでいた。オルガはTZFパイルバンカーでガットの脳髄を破壊して殲滅に成功するが、機体もろとも相打ちで戦死した。オルガとガットがともに「自らの子のために戦う母」であったこの戦いは、語り継がれている。

後世への影響

グペイン家三代の機体系譜

オルガ・グペイン(AD2325 戦死)
  └ ブリアード ガットスレイヤー  *記念碑として飾られ、排気管がオーヴォルのゼノアイへ転用
       │
シェラルド・グペイン(AD2321生)
  └ オーヴォル(AD2341、ゼノアイ転用)
       │
グリト・グペイン(次男)
  └ オーヴォル(AD2364)/ドルトガ(AD2364)

オルガの死後、ブリアード ガットスレイヤーは記念碑として飾られた。娘シェラルドが交渉の末に譲り受けられたのはその排気管だけであり、シェラルドはこの排気管をAD2341年、オーヴォルの開放型ゼノアイの周囲に装着した。「母が見た景色を、少しでも見たい」という想いによるものである。グペイン家の機体が親から子へと受け継がれていく、その象徴的な起点がオルガである。

記念碑と称号「ガットスレイヤー」

旧グロッフ中央公園(現・王都リザレクティア中心地)には、オルガとブリアード ガットスレイヤーの功績を称える記念碑が建造され、現在も残っている。

オルガはガット討伐者に与えられる称号「ガットスレイヤー」の起点となった。英雄の証として、ガットの耳や尻尾を模した装飾品「ガットイヤー」「ガットテール」の装着が認められる文化が生まれた。後年、若き日のゼノヴァもブラックガットの単独討伐で同称号を授与されたが、これを辞退している。オルガは、箱庭都市グロッフ(現リザレクティア)の原初期を代表する英雄として記憶されている。

記録

  • 公式記事:ブリアード ガットスレイヤー(briardgatslayer、2023-04-06公開)
  • 公式記事:ミキシングワールド列伝② シェラルド・グペイン(2025-04-21公開)
  • 公式記事:ガット(2023-06-29公開)
  • バトルストーリー第1話「虫ケラ駆除」(グルヌ搭乗)/第2話「二人の母」(ブリアード ガットスレイヤー搭乗)

関連項目

外部リンク