ドーブロデラ(Doburodera / 巨啮兽)

ドーブロデラは、ロデラ最大種にあたる大型齧歯類系哺乳類である。全長40cmにも成長し、
ガット(生態系頂点)に次ぐ、ミキシングワールド2番目の巨大哺乳類とされる。
水際に生息し、貪欲・知能が高く・極めて危険血の匂いに誘引される捕食習性を持つ。
AD2373年、ティンシュアヤ族祖の最後の戦いの相手となり、その死体は族祖の唯一の形見として地上に残った。

プロフィール

項目内容
分類ロデラ最大種(齧歯類系哺乳類の頂点亜種)
規模ランクミキシングワールド2番目の巨大哺乳類(1位は[[ケルバーダインDB/世界設定/用語/ガット
全長40cm(ケルバー全長5cm の8倍、ケルバーダイン機体スケールの数倍)
生息地水際(レジン川中州・旧人類遺跡周辺)
性質貪欲知能が高い極めて危険
誘引要素血の匂い([[ケルバーダインDB/世界設定/生物/ギョーキン
外見巨大な毛の塊爛々と光る二つの目
攻撃力[[ケルバーダインDB/機体データ/ゼヴァント
弱点死の電波耐性なし(普通の生物と同じく即死)
質量ゼヴァントの両腕で抱きしめ可能、エジェクター全開で抱えたまま飛翔可能
鳴き声威嚇「ピギィイイイイ!」/絶命「キュィィィィィ………」

ティンシュアヤ族祖の最後の戦い(AD2373)

AD2373年、レジン川中州の旧人類遺跡で、ドーブロデラの一体がティンシュアヤ族祖の最後の戦いの相手となった。

1. 遭遇:血臭による誘引

ドゴッ!!!
突然の大きな衝撃に跳ね飛ばされる。
スピリット・オブ・グロッフは、ゴロゴロゴロ、と地面を転がり、昇降装置の壁にぶつかって動きを止めた。
目の前に、巨大な毛の塊がある。
その中に、二つの目が爛々と光っていた
ガットに次ぐ、ミキシングワールド2番目の巨大哺乳類、ロデラ最大種であるドーブロデラ
水際に住む彼らは全長40cmにも成長することがあり、貪欲で知能が高く、極めて危険な存在である。
ドーブロデラはスピリット・オブ・グロッフにまとわりついた、ギョーキンの肉片から放たれる血の匂いに呼び寄せられたのだ。
── バトルストーリー第25話「紫空の先へ」

ギョーキンとの戦闘で全身に血液をまとったゼヴァント(スピリット・オブ・グロッフ号)が、橋昇降レバー操作のため陸上に上がった瞬間、血臭に誘引されたドーブロデラに襲撃された。

2. 陸上戦

陸上でドーブロデラと戦うのは不可能だ。
水中では無類の強さを誇るスピリット・オブ・グロッフも、陸上では蛆虫が這いずる程度の動きしかできない。
このままでは、数分後には間にゴミに還されてしまう

水中では無類の強さを誇るゼヴァントも、陸上では機動力を失う。開拓団脱出のために橋昇降レバーを上げる任務と、ドーブロデラからの生還は両立し得ない状況だった。

3. 抱擁飛翔

ピギィイイイイ!
ティンシュアヤは、スピリット・オブ・グロッフの両腕を器用に曲げて、近づいてきたドーブロデラにしがみつく
そして、再び全身を集中させてエジェクターに力を込め、フルスロットルでエネルギーを噴出させた。
もがくロデラを強く抱きしめたまま、スピリット・オブ・グロッフが飛ぶ。
レバー目掛け、下から体当たりして、無理やりレバーを跳ね上げる

ティンシュアヤは自らドーブロデラに抱きつき、エジェクター全開で上昇。ドーブロデラの質量ごと体当たりして橋レバーを跳ね上げ、開拓団の脱出ルートを確保した。

4. 絶命:死の電波帯にて

紫色に染まった死の電波帯に突入する
キュィィィィィ………
ドーブロデラが哀れを誘う鳴き声を上げ、手足をバタつかせてもがいたのち、目から光が消える
死の電波は、どんな生物でも平等に命を奪う

ドーブロデラはティンシュアヤより先に絶命した。死の電波は、どんな生物でも平等に命を奪う。

5. 死体の落下:地上に残された唯一の形見

ティンシュアヤは、望んでいた死の電波の向こうに行ってしまった。
ゼヴァントの本体はどこにも見つからなかった
唯一、高空から落下してバラバラになったドーブロデラの死体に、装甲に使われていたSNTペグが一つ突き刺さっているのみだった。

ゼヴァント本体は消失し、ドーブロデラの死体だけが地上に帰還した。死体に突き刺さったSNTペグが、ティンシュアヤ=ゼヴァントの存在を示す唯一の形見となった。

ロデラ族(ネズミ族)との関係

ロデラ族はネズミ系の生物群で、ミキシングワールド広域に分布する:

  • ロデラ(小型):穀物を食害し、繁殖力が強く、動作が素早い小型哺乳類。ガットの主食
  • ドーブロデラ(最大種=水辺の大型ドブネズミ、本項):水際限定、貪欲・高知能・極めて危険

ドーブロデラはロデラ族の頂点亜種にあたる。単に「ロデラ」と短縮して呼ばれることもあり、同族として扱われる。

記録

  • バトルストーリー第25話「紫空の先へ」(作中年代 AD2373)——遭遇から死体落下まで複数場面にわたる詳細な記録。ドーブロデラ単独名の現存する唯一の言及
  • ロデラ族全般の言及:ガット関連の各記録

制作背景

ドブ」(ドブネズミの「ドブ」=溝鼠)+「ロデラ(ネズミ)」の合成で、水辺に住む大型のドブネズミを指す命名。

構成要素意味
ドブドブネズミの「ドブ」(溝鼠)。下水・水辺に多く住む大型ネズミの和名
**[[ケルバーダインDB/世界設定/生物/ロデラロデラ]]**
ドー+ブロデラ → ドーブロデラ「ドブ」+「ロデラ」の合成+促音化 = 水辺生息の大型ドブネズミ

実在の生物との対応:

実在生物対応特徴
ロデラ(小型)ハツカネズミ/クマネズミ等の小型ネズミ系穀物食害、繁殖力強
ドーブロデラ(最大種)ドブネズミ(Rattus norvegicus、溝鼠)水辺生息、大型化(実物30cm前後)、貪欲、高知能

実在のドブネズミの生態(水辺生息・大型・高い知能・貪欲)がそのまま反映されている。

関連項目

生息地

関連氏族・キャラクター

関連機体

関連生物