オシ教

オシ教は、旧人類が信仰していたとされる宗教である。信仰対象「オシ」神の姿を偶像OSKドールに飾り立てて崇拝した。ミキシングワールドの現代では旧人類遺物として研究対象となっている。

プロフィール

項目内容
種別旧人類の宗教(偶像崇拝/消滅)
信仰対象「オシ」神
偶像[[ケルバーダインDB/世界設定/用語/OSKドール
現存状態旧人類の絶滅とともに消滅。遺物 OSKドール のみ現存

教義

神の多面性を複数の頭部で表現する独特の教義を持つ。信者はオシ神の表情ごとに頭部を入手し、その日の気分や状況に合わせて差し替える儀礼を行った。これがOSKドールの頭部が現存しにくいことの考古学的根拠とされる。オシ神の正体は特定されていない。

一次資料:オシ教徒サトウ・アヤカの日誌

オシ教の信仰実態を今に伝える一次資料が、オシ教徒サトウ・アヤカの日誌である。頭部を複数入手する動機(オシ神の多面性への希求)が当事者の言葉で残されており、教義の考古学的解釈の根拠となっている。

〇〇くんは私のスーパースター。だから、この人形を買ったの。そう、あの笑顔がいつも見たい!って、もう我慢できなくて。

最初はただの人形かなって思ってた。でも、ブリスターを開けた瞬間、なんだか「がんばれよ」って言われてる気がして。〇〇くんの笑顔を書き込んだら、すっごい嬉しくなって。

でもさ、〇〇くんっていつも笑ってるわけじゃないじゃん。〔…〕それが私、どうしてももっと〇〇くんの色んな顔が見たくなって。だから、追加で頭部をいっぱい買っちゃった。お小遣い、ほとんどなくなっちゃったけど、後悔はしてないよ。
── オシ教徒サトウ・アヤカの日誌

日誌の全文はOSKドールの項に収録されている。

後世の扱い:ミキシングワールドにおける遺物

オシ教そのものは旧人類の絶滅とともに消滅したが、その遺物OSKドールは再生構築歴に入ってからも産出される。

再生構築歴以前には、OSKドールはその巨大さと人体に近い形状から、人間を巨人として崇めるギガセンチネル教のごく一部の神殿で礼拝用に用いられていた。ケルバーダイン素体としての転用には誰も着手しなかった。人体に近い形状ゆえにミキシンクロレートが急上昇する問題があったためである。

MC0035年、リザレクト勢力圏のハンドレッドで頭部まで含む状態で大量発掘された OSKドール 群を、ギガセンチネル教の教皇センチネルゼミカ(自爆特攻機)の素体として実装化した。本来は神(オシ)の依代として作られた神聖な存在を戦争の道具へと転用したため、ミキシングワールドはオシ教徒からの呪いを受けているとされる。

記録

  • 公式記事:旧人類の負の遺産「OSKドール」とは?その種類と起源について(2024-04-10、オシ教徒サトウ・アヤカの日誌全文を掲載)

制作背景

旧人類(現代日本)の「推し活」文化を、ケルバーたちが一種の宗教として解釈したもの、というのが本項の由来である。「オシ」神は「推し」(推している対象=アイドルやキャラクター)に、OSKドールは推しキャラクターのフィギュアに対応する。頭部を差し替える教義は、フィギュアの表情差し替えパーツに対応する。「OSK」は Oshi katu(推し活) の略である。

サトウ・アヤカの日誌に現れる「ブリスターを開けた瞬間」の高揚はフィギュアのブリスターパッケージ開封体験を、複数頭部の入手は表情パーツの収集を、それぞれ由来としている。多大な奉納として描かれる信仰行為は、推し活における散財(グッズ購入)に対応する。

関連項目