ケルバーダイン プロージェL 純血騎士団仕様(Proje L / 普罗杰L)

プロージェLは、MC0033年製造、リザレクト軍純血騎士団の主力機である。
融合事故多発で廃止されていた伝説の機体プロージェを、80年の時を経て新技術で実用化した、リザレクト軍威信の象徴機。

プロフィール

項目内容
分類人型ケルバーダイン(高機動・格闘・高防御)
製造年MC0033
再生構築総責任者トグニランド
騎乗者ヴラド・ブイヨン(純血騎士団の長)
主要武装HNGランス(右手)/LNGクロー(左手)
塗装白銀メタリック+金エングレービング(騎士鎧RIC)

概要

ピュアマテリアル(人類適合率90%以上の選民階級)のみで構成された純血騎士団の精鋭装備。
人体に極めて近い形状でミキシンクロレートを最大化する設計だが、ピュアマテリアルの高い融合耐性と、ミキシンクロレート上昇を防ぐリミッター・融合前に騎乗者を強制排除する**エジェクター**によって長時間騎乗が可能になっている。

本機の騎乗者ヴラド・ブイヨン卿(人類適合率95%以上)は、MC0033年の性能試験中にリザレクティア侵攻を企てるエグゼクト軍と遭遇し、単騎で数十機を撃破する戦功を立てて純血騎士団の長に出世した。この出撃は第一次リザレクティア総攻撃を未然に防ぎ、エグゼクト軍の出鼻を挫いた歴史的事件として語り継がれている。

純血の騎士(MC0033)

王都リザレクティアの南、トゥリーク森林地帯での性能試験中、ブイヨン卿は北部へ進軍するエグゼクト軍4機のバテスを発見。技士の制止を振り切り、単騎で襲いかかった。

「美しい…… 人の意思が形になったようであるな」

白銀に包まれたメタリックカラー
全身にはNATシールが張り込まれ、旧人類の王侯貴族がかつて戦いに用いたという、全身鎧のようなRIC
── バトルストーリー第20話「純血の騎士」

空中から、真下へと
落下する勢いのまま、赤熱したHNGランスでバテスの頭頂部から股間まで一気に貫く

(中略)

あわてふためくバテスを二機、まとめてHNGランスで横薙ぎに真っ二つに溶断する
ケルバーダインは熱に弱い
LBDボトル製の装甲などプロージェの前では紙に等しいのだ
── バトルストーリー第20話「純血の騎士」

だが、相手にとって不足はない
悪魔ども、来るがよい!
この純血の騎士が、お前たちをポイポイへと叩き落としてやろうぞ!!
── バトルストーリー第20話「純血の騎士」

本文の全文は公式サイトの原典記事に掲載されている(記事末尾の外部リンク参照)。

外観

全体シルエット

  • 細長い人型2脚直立、原型プロージェの長い手足を継承(高機動・格闘特化)
  • 中世騎士の戦闘鎧モチーフ:兜・マント・装飾鎧の意匠を全身に組み込み
  • スリムなウエスト、長い四肢、騎士然としたプロポーション

配色

  • 白銀メタリックカラー。実機はガンメタル/ブロンズ調+金色エングレービングの重厚な金属仕上げ
  • 旧人類の王侯貴族がかつて戦いに用いたという全身鎧をRICで再現

各部

  • NATシール:全身に貼り込まれ、金の蔦・幾何学・スパイラル文様のエングレービング模様を形成。青いカボション風宝石装飾が随所に散りばめられている。純血騎士団仕様のRICとして極めて強固な防御力を発揮
  • 頭部:兜型ヘルメット、頭頂部に三本脚のトサカ状装飾
  • 背中:巨大な金色のマント/ケープ状装甲(騎士の戦闘マント風)
  • 脚部:2脚、足裏は丸みを帯びた接地パッド。装飾的な脛アーマー

武装・装備

部位装備機能起源・素材
右手HNGランス熱により敵ケルバーダインを溶断する高出力武装。バテスを頭頂部から股間まで一気に貫通可能旧人類の熱加工用工具。本来はケルバーダイン再生構築に用いられる希少装備で、単体ケルバーダイン用としては破格の装備
左手LNGクロー大型格闘装備、防御力の低いケルバーダインなら握りつぶしも可能大型蟹爪型の鋭利刃

再生構築機構

  • 高機動性と格闘能力:原型プロージェの長い手足を継承
  • 極めて強固な防御力(メタリックカラー+NATシールの相乗効果)
  • ピュアマテリアル騎乗時のみ高ミキシンクロレートに耐える設計:人体接近型ゆえに通常の騎乗者では融合事故必至。MC0033の新技術=ミキシンクロレート上昇を防ぐリミッター・融合前に騎乗者を強制排除するエジェクターを搭載
  • 跳躍力:60センチもの高さの木の枝にやすやすと跳躍。ただし高空の電波帯への突入リスクあり

純血騎士団・ピュアマテリアル

  • ピュアマテリアルギガセンチネル教が定義する選民階級。「人間の要素を90%以上保持する極めて稀な存在」(出生率1%未満、年々減少傾向)
  • 旧人類の肉体を動かすには高い人類適合率が必要 → 来たるべき救いの日(エグゼクト殲滅・肉体帰還・アルミリフへの旅立ち)まで生きる責務を持つ
  • 「ノブレス・オブリージュ」=高貴なるものの責務により危険な戦闘に従事
  • 高いミキシンクロレート耐性により、人体に近いプロージェLの長時間騎乗が可能。騎乗データは収集され、ミキシンクロレート研究に利用される
  • リザレクトのケルバーダイン開発総責任者トグニランド:「ミキシンクロレートこそ、ケルバーが人体へと帰還するためのカギである」

プロージェ系譜の整理

時期機体製作勢力立場
AD2351[[プロージェプロージェ]](原型)シェラルド・グペイン個人
MC0033本機・プロージェLリザレクト軍実用化成功、純血騎士団装備
MC0035[[ゼミカゼミカ]]リザレクト軍ギガセンチネル教
AD2380[[ズーブン作業型ズーブン作業型]]グロッフ系開拓団

来歴

  • MC0033:トグニランドが原型プロージェを80年ぶりに再生・実用化
  • MC0033:トゥリーク森林地帯での性能試験中、ヴラド・ブイヨンがエグゼクト軍の先遣バテス4機と後続の援軍を単騎で数十機撃破。第一次リザレクティア総攻撃を未然に防ぎ、ブイヨンは純血騎士団の長に出世
  • MC0040:ヴラドのプロージェLはエグザンティス(リオレラ)との3度の因縁戦に決着をつけた(第21話の追悼詩に伝わる)

ギャラリー


プロージェL全体像(ガンメタル+金エングレービング、HNGランス装備)

機体解説


前面立ち姿、騎士鎧モチーフ全体像


右手 HNGランス(熱加工工具型、敵ケルバーダインを溶断)


左手 LNGクロー(大型蟹爪型、握りつぶし可能)


プロージェL設定画

記録

制作背景

  • 主要素材は100円ショップのレンゲ+ヘアカーラー(トラスフレーム)で、西洋甲冑風のメタリック仕上げ。
  • HNGランスは半田ごて(プラモデル制作の熱加工工具)がモチーフで、再生構築用の工具がそのまま戦闘武装になっている。LNGクローは金属切断機(ニッパー)型。
  • エングレービング技法は書籍『ガンプラ凄技テクニック』で解説した技法の応用。
  • 制作の詳細:制作録:プロージェL純血騎士団機(2024-06-26公開)

関連項目

外部リンク