ケルバーダイン エグザンティス(Exzantis / 螳灭帝斯)
エグゼクト 第8軍 前軍団長機。カマキリ型ケルバーダイン。
搭乗者はリオレラ大佐、リザレクトから「白亜の蟷螂」と恐れられた前軍団長。
MC0040 第3次リザレクティア総攻撃でヴラド・ブイヨンに討ち取られ戦死。
残骸は妹エルメラがエグゼクスし、エグザディオンへと進化させた。
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 分類 | ケルバーダイン(カマキリ型・昆虫型) |
| 所属 | エグゼクト第8軍 |
| 騎乗者 | リオレラ大佐(前軍団長) |
| 主要武装 | PGVナイフ(消耗品式斬撃武装) |
| 仕上げ | ソリッドフィニッシュ(白亜系素材で統一) |
| 最期 | MC0040 第3次リザレクティア総攻撃で撃破 |
概要
エグザンティスは、エグゼクト第8軍 前軍団長**リオレラ大佐の専用機。カマキリ型(昆虫型)の異形ケルバーダインで、4本脚で壁面を縦横無尽に駆け、消耗品式の PGVナイフによる五月雨斬撃を主戦法とする。素材色そのままのソリッドフィニッシュ RICで全身を白く統一し、その白色から「白亜の蟷螂」**の異名を得ている(搭乗者リオレラと一体となった呼称)。
ヴラド・ブイヨンのプロージェLと三度の因縁戦を繰り広げ、深き森・防壁の上では引き分けたが、第3戦の人類肉体保管庫**ヴァリス・マリネリス**で討ち取られる(MC0040 第3次リザレクティア総攻撃)。
戦死後、機体パーツはリザレクティアから回収され、妹エルメラ大佐の蜘蛛型機アシ・ダーカにエグゼクスされ、サソリ型のエグザディオンへと進化した。エルメラの遅効性人格異常(戦闘時の残虐化)の遠因でもある。
追悼詩に語られる最期(MC0040)
エグザンティスの最後の戦いは、詩人騎士ゼオがリュードラの上で歌った追悼詩として伝えられている。本機の戦闘の様子を伝える唯一の記録である。
3度の因縁の戦い、純血の騎士と白亜の蟷螂の物語
一度は深き森で引き分けた
二度は防壁の上で引き分けた最後の戦いはリザレクティアの奥深く、巨人の肉体眠りし古の棺
人類肉体保管庫「ヴァリス・マリネリス」巨人の肉体を滅ぼさんと、黒き巨竜ヴァーダインが暴虐の限りを尽くす
悪魔の化身を阻止せんと、純血の騎士ヴラドはプロージェで追う
それを阻むは白亜の蟷螂、リオレラのエグザンティス三度立ちふさがり、刃を交える運命のとき
エグザンティスのPGVナイフが五月雨のごとく降り注ぐ
プロージェLのHNGランスが熱を帯び、猛烈な突きを繰り出す
槍と刃の火花が散る
両者は一歩も引かない
エグザンティスはPGVナイフの刃を折り、新しい刃を補充する
血のように赤い光で満ち、ギザギザのモールド入り乱れた壁に4本の足をひっかけて白亜の蟷螂は縦横無尽に動き回る
この場所では、虫の姿のエグザンティスに利がある
降り注ぐ刃を純血の騎士はひたすら弾く
だが、ついに右腕のHNGランスを断ち切られてしまうついに命運尽きたのか?エグザンティスはトドメをささんとに襲いかかる
純血の騎士は諦めない
エグザンティスが折った刃を掴み、思い切り前に突き出したのだ不意をつかれた攻撃に、エグザンティスのゼノアイが傷つき、一瞬の空白が生まれる
そのスキを純血の騎士は見逃さない絶たれた右腕のHNGランスを左腕のクローでつかみ、エグザンティスへと投げつけた!
その一撃が決定打となった
エグザンティスの胴体は2つに分断され、地面に落ちた
おぞましい悲鳴をしばらくあげてもがいたあと、白亜の蟷螂は動きを止めた純血の騎士は、エグゼクト第8軍のエグザンティスを討ち取り
三度の戦いの決着をつけたのだ!
── バトルストーリー第21話「騎士と詩人」(ゼオの追悼詩)
この詩からは次の戦闘特性が読み取れる:
- 4本脚で壁面を縦横無尽に駆ける昆虫型多脚機(虫型に利のある狭隘戦闘)
- PGVナイフは消耗品式(折って次々補充する五月雨斬撃)
- ヴラドのHNGランスを片腕ごと断ち切る斬撃力
- 致命傷の決め手は 自機の折れたPGVナイフでゼノアイを傷つけられる→投擲されたHNGランスで胴体二分 という二段階
- 最期はおぞましい悲鳴を上げて動きを止めたと伝えられる
後継機エグザディオンの登場(MC0041)
MC0041年、エグゼクト第8軍の新軍団長エルメラの新型機エグザディオンがピエム村に現れた際、リザレクト軍の兵士は本機と見誤って驚愕した。
「なんだ!あのバケモノは!」
「あれはエグザンティスか! 死んだはずじゃなかったのか!」
「違う!似ているが、違う!エグザンティスはカマキリだ、あれは…… あれはなんなんだ!」
── バトルストーリー第22話「キレイにお掃除」
エグザンティスはリザレクト軍兵士からも周知の機体であり、その戦死も広く知られていた。エグザディオン(サソリ型)の節足動物的シルエットは、エグザンティス(カマキリ型)の面影を残している。
外観
- カマキリ型ケルバーダイン:人型ではなく完全に昆虫モチーフの形状
- 4本脚:壁面に脚をひっかけて縦横無尽に駆け回る(「ギザギザのモールド入り乱れた壁に4本の足をひっかけて」第21話)
- 白亜(ハクア)色:素材色そのままのソリッドフィニッシュRICによる白系統の機体色(リオレラ.md より)
- ゼノアイ:複眼。最後の戦いで傷つけられ、致命傷の起点となった
- クロー(前腕):PGVナイフを操る前腕部
武装・装備
- PGVナイフ:消耗品式の斬撃武装。刃を折りながら次々と新しい刃を補充して五月雨のごとく斬撃を浴びせる。プロージェLのHNGランスを片腕ごと断ち切る斬撃力を持つ
- ゼノアイ:複眼型センサー。最後の戦いでは急所となった
再生構築機構:ソリッドフィニッシュ
エグザンティスにはソリッドフィニッシュRICが施されている。
- 構成素材の成形色そのままで再生構築する技法(無塗装仕上げ)
- 攻撃で塗膜が剥がれない=想像以上の防御力
- 反面、日用品の色を全て揃える資源確保が困難
- エグザンティスは白亜(ハクア)系の構成素材で全身を統一し、これが「白亜の蟷螂」異名の由来(リオレラ)
- 同RICは後継機エグザディオン(ベージュ/タンカラー)にも継承された
異名「白亜の蟷螂」
リザレクト軍からエグザンティス+リオレラの組合せに対して与えられた異名。
- 白亜=白い素材色:ソリッドフィニッシュRICによる白色統一の機体色
- 蟷螂(とうろう)=カマキリ:機体形状(カマキリ型)
- 搭乗者と機体の合体イメージ:単独機名でなく「リオレラのエグザンティス」全体への呼称
- リザレクトでは民間ケルバーまで「あの恐ろしいカマキリ野郎をやっつけた」と語り草になるほど恐れられていた
来歴・登場エピソード
| 戦 | 場所 | 結果 |
|---|---|---|
| 一度目 | 深き森(=[[トゥリーク森林地帯 | トゥリーク森林地帯]]) |
| 二度目 | 防壁の上 | 引き分け |
| 三度目 | **[[ヴァリス・マリネリス | ヴァリス・マリネリス]]**(人類肉体保管庫、MC0040 第3次リザレクティア総攻撃) |
→ 詳細は ヴラド・ブイヨン §3度の因縁戦:vs リオレラ を参照。
- 戦死:MC0040 第3次リザレクティア総攻撃。ヴラド・ブイヨンに胴体を二分断され破壊。
- 残骸の運命:リザレクティアから回収され、妹エルメラの蜘蛛型機アシ・ダーカにエグゼクスされエグザディオン(サソリ型)へ進化(MC0041)
エグザディオンへの継承
- 継承の経緯:
- 妹エルメラが第8軍軍団長を継承する際、リザレクティアから回収されたエグザンティスのパーツを自機アシ・ダーカにエグゼクスで組み込む
- エグゼクスとは「ケルバーダインで戦って死んだものの魂を受け継ぐ崇高な行為」(エグゼクス)
- 継承の代償:エルメラの遅効性人格異常(戦闘時の残虐化)の発動原因。エグゼクスを重ねた者は死者の意思を取り込みすぎると精神に異常を来すとの設定
- 視覚的継承:エグザディオンのサソリ型シルエットがエグザンティスのカマキリ型と節足動物的に類似(第22話冒頭、リザレクト兵の証言)
記録
- バトルストーリー第21話「騎士と詩人」(MC0041)=公式記事:ケルバーダイン リュードラ(2024-06-27)。冒頭の追悼詩に戦死戦の全容
- バトルストーリー第22話「キレイにお掃除」(MC0041)=公式記事:ケルバーダイン エグザディオン(2024-07-06)。残骸のエグゼクス継承とリザレクト兵の証言
関連項目
- エグザディオン(後継機。妹エルメラの蜘蛛型アシ・ダーカ+エグザンティス残骸のエグゼクス融合体、サソリ型)
- プロージェL(3度の因縁戦の宿敵機、ヴラド・ブイヨン搭乗)
- リュードラ(追悼詩を歌ったゼオの搭乗機)
- リオレラ(騎乗者、前軍団長、「白亜の蟷螂」)
- ヴラド・ブイヨン(最後の戦いの相手、純血の騎士)
- エルメラ(妹、現第8軍軍団長、残骸を継承)
- ゼオ(追悼詩を歌った詩人騎士)
- エグゼクス(残骸継承の仕組み)
- エグゼクスケルバーダイン(後継機カテゴリ)
- ヴァリス・マリネリス(最後の戦いの地)